カロリーゼロなのに太る!?カロリーゼロなのに甘みがあるのはなぜ?
ダイエット中に一番気にするのがカロリー。
カロリーゼロと商品に書かれてたら、ついつい手に取っちゃいますよね。
最近はコンビニなどでもカロリーゼロ商品が多く置かれるほど人気ですが、
そもそもなんでカロリーゼロなのに甘いのでしょうか?
そんな気になるカロリーゼロ商品についてまとめてみました。
【本当にカロリーゼロ?】
日本では食品表示基準で
●食品の場合●
100gあたりのカロリーが5kcal未満であれば0カロリーやノンカロリーと表示してOK。
●飲料の場合●
100mlあたり5kcal未満であれば0カロリーやノンカロリーと表示してOKと決められています。
つまり、カロリー0と表記されてるからといって本当に0とは限らないという事ですね。
【本当に糖類ゼロ?】
成分分析表に炭水化物が含まれていたらそれは糖類です。
炭水化物は食物繊維と糖質から成ります。
糖質は多糖類、二糖類、単糖類の種類があります。
糖類はこのうち二糖類と単糖類のみを指して、多糖類は含みません。 そのため糖質ゼロでなく、糖類ゼロと記載がある場合、多糖類などの糖質が含まれていることがあります。
参照:カロリーゼロはかえって太る! 著:大西 睦子
糖類ゼロでなく、糖質ゼロと記載がある場合は注意が必要ですね。
【カロリーゼロなのになぜ甘い?】
カロリーゼロなのに甘い理由、それは人工甘味料を使用しているからです。
人工甘味料には
・アセスファムカリウム
・アドバンテーム
の6種類があります。
『サッカリン』
砂糖の700倍の甘さを持つ。
水に溶けにくいためチューインガムや歯磨き粉などに多く使用されている。
1960年代に発がん性があると発覚し、一時は使用禁止になったが、その後の実験で発がん性物質リストから削除されている。
日本では安全性維持のために各食品への使用料が制限されている。
『アスパルテーム』
砂糖の200倍もの甘さを持つ。
2007年にがんの発病率が上昇が統計的に認められる、との研究結果がでているが
その後の実験で根拠として不十分であると結論づけられている。
『アセスファムカリウム』
砂糖の200倍の甘さを持つ。
水に溶けやすいので飲料に多く含まれている。
製造過程で発がん性物質である塩化メチレンが溶媒として使われることがあり、残留を不安視する声もあがっている。
『スクラロース』
砂糖の600倍もの甘味をもつ。
アイスクリームに多く使用されている。
農薬やダイオキシンと同じ有機塩素化合物なので不安視する声もあがっている。
『ネオテーム』
甘さは砂糖の13.000倍!!
砂糖に近いすっきりとした甘さをもつ。
『アドバンテーム』
砂糖の40.000倍もの甘さをもつ。
パルスイートに含まれています。
上記の通り人工甘味料は普通の砂糖よりも甘さがきわわめて強いです。
甘みの強い人工甘味料を摂取し続けると甘味に慣れてしまう、という問題点があります。
甘味に慣れてしまうと味覚を感知する舌のセンサーの機能が鈍くなってしまい、ふだんの食事からかなり甘くないと満足できなくなっていってしまいます。
【人口甘味料に中毒性?】
人工甘味料にはコカイン以上の依存性があるともいわれています。
サッカリンを使った実験でコカイン以上に中毒性が強いことがわかりました。
サッカリンに限らず、その他の人口甘味料にも麻薬のような強い中毒性があると考えられています。
参照:カロリーゼロはかえって太る! 著:大西 睦子
【人口甘味料もインスリンを分泌する】
砂糖を摂取するとインスリンが分泌されます。
インスリンは別名、肥満ホルモンとも呼ばれます。
人口甘味料にもインスリンが分泌されることがわかっています。
つまり『カロリーゼロ』でも、インスリンや血糖に結局のところは影響するということです。
参照:カロリーゼロはかえって太る! 著:大西 睦子
【まとめ】
私たちが普段口にしているカロリーゼロー商品、なかなか奥が深いですね。
これからは商品の裏の成分分析表を確認してから購入するとよさそうです。
大西 睦子さんの本を引用、参考にさせていただきました。
薄い本で言葉や言い回しも大変わかりやすいのでぜひ読んでみてください。
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人口甘味料についてより理解が深まりますよ。
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